この記事は2014年に書かれたものですが修正して2019年に更新しています。
2014年の為替は1インドルピー=1.6円です。
2014年5月9日 世界一周247日目
長らく沈没していたダラムシャーラから重い腰を上げてリシケシに移動しました。
インド北部の移動はバスがメインなんだけど、山が多いせいでかなりクネクネ道が多く本当に疲れる。しかもデリーより南はベッド付きの夜行バスがあったけど、こちらはベッド付きのバスは見当たらず・・・・(520ルピー)
リシケシはざっくり言いますと北側のマクシュマンジュラ橋とラムジュラ橋にエリアが分かれていて、ヨガのアシュラムが沢山あります。
今回は時間がなかったのでヨガは断念して、ささっと観光しました。
ネパールで知り合ったロイナというフィリピン人のヨガインストラクターと再開し、案内してもらって行ってきました。(現在は入場料がかかるそうです)
彼女との出会いはこちら→「ひとり旅ハック【板挟みになった時の対処法】@カトマンズ」
昔ビートルズがこのアシュラムに長期滞在したことからこの名前がついたそうですが、元の名はマハリシ・マヘーシュ・ヨギ・アシュラムと言ってた彼らが崇拝していたババの名です。
インド文化にどっぷりはまったビートルズはここで瞑想したり歌を作ったりして長く暮らしていたようですが、彼らが師としていたババがセクハラ訴訟を起こされてしまいその後廃れていったとか・・・・。
まだ廃墟だった時、ヒッピーたちがこれらの絵を書いたそうですが今は政府が管理してます。
今は有名になりすぎて、その上にセンスのないインド人の残念な落書きが・・・・・・
ここがメディテーションルーム。
ベトナム戦争真っ只中の1970年台前後、彼らはこの地で何を思い、何を得たのか・・・・。
私たちが行った時はとても静かで、妄想が暴走するいい場所でした。
が・・・・・・
この後、なんとこの施設の一角でヒョウが力尽きて死んでいるのを発見!!!
こんな所にヒョウが出るのもびっくりだし、死んでいることにもびっくり!!!
リシケシはヒマラヤ山脈の雪解け水が流れ込むためラフティングが有名とのことで先ほどのロイナに誘われてやってみました。(400ルピー)
この時期シーズンなのかは疑問ですが、せせらぎに流されインド人はめちゃ楽しそうでした。
絶叫系が大好物のミゾヨコはと言いますと
少々退屈でした・・・・。
そしてリシケシと言えば、バラナシよりも上流にあるガンジス川!上流にあるだけあってともても綺麗です。
ここパーマスニケタンはヨガや瞑想でとても有名なアシュラムで、のちにミゾヨコもヨガとパンチャカルマを受けに帰ってくる場所でもあります。
ここでは毎日、朝と夜にお祈りの時間があります。
Aarti(アルチ)と呼ばれるこの催しはガンガーのほとりでミュージックとともに始まり
後半にはこのろうそくの乗った金属を回してお祈り
そしてこのお花を流します。
ここでもタイのロイクラトンのお祭りと同じで「世界平和」を祈りながらお花を流しましたが、やっぱり普通は罪を流す所だったそうです・・・・・。
タイでの話はこちら↓
「ロイクラトン祭り行った話とバンコクから陸路でカンボジア行く人へ【注意喚起】」
オームカレシュワールでもヒンズー教に深く触れてきたミゾヨコですが、ここリシケシも聖地なだけあって沢山ババがいらっしゃいます。こちらのババはツーリストから結構お金をもらっているようで、冬は暖かいジャケットを羽織り、スマートフォンも使いこなすそうです。
ババが言うに「クリシュナ神やシヴァ神と連絡取りやすいんだよ」と(笑)さらにはフェイスブックのアカウントも持っているそうです。
あと、ロイナが言うにこの辺りにいるインド人はかなり遊び人が多いらしいです。それが、一般のインド人だけじゃなくてババも!
確かババ(サドゥーともいう)はあらゆる欲を放棄し苦行を課すことで人々から敬われているはずなのに・・・・。女の子を取っ替え引っ替えで修羅場になったインド人と旅行者を何回か見たとのこと(笑)ヨガしにきた女子は要注意ですね。
デリーまでの列車のチケットを買いにハリドワールに行きたかったのですが、リシケシは外国人も多く安全そうなので、どうせならバイクに乗ってみたいと思いレンタルしてみました。
1日レンタル500ルピーのガソリン代150ルピーかかりました。
これでちらっと山の方をツーリングして、その後ハリドワールに行きましたが残念ながら予約はできず。
ジェネラルと言う予約の取れない一番安い席でデリーへ帰ることにしました。
2014年5月15日 世界一周251日目
朝6時に宿を出てデリーに向けて移動開始。一番安い等級の列車だけに気合いを入れていったのが良かったのか、すんなり席は確保できた。
翌日デリーから丸二日かけてカトマンズ行きのダイレクトバスに乗った。(2200ルピー)おそらく列車を乗り継ぎ行くよりも割高だけど、一人で国境を超えたりバスに乗り換えたりする煩わしさを考えたら安いと思いました。
無事国境通過!
ミゾヨコは友達とともにトレッキングをするため、またネパールに帰るのでした。