ナマステ!
長らく自宅謹慎していたミゾヨコですが、実は今インドに来ています。
旅先で大変お世話になった欧米人のハンディキャップのある叔父様。どうしてもインドに行きたいと言う願いを叶えるため、南アジア旅行歴約2年のミゾヨコがガイド兼専属ナースとしてインドを案内することになりました。
車椅子でインドを旅するってどうなん!?と言う方には、追ってこれからの様子をお伝えしていきたいと思います。
日々進化していくインドの鉄道。大昔はデリーからムンバイまでは丸3日の列車旅でしたが、現在は20時間前後と大幅に短縮されました。
外国人旅行者にとって列車移動は、移動費を安くしたり現地の人とコミュニケーションをとるには絶好の場です。しかし、日本のように列車が出発を知らせる音が鳴るわけでもなく、途中の駅でどのくらい停車しているのかわかりません。また安い等級にするほど荷物の盗難の危険もあり、ひとり旅では中々荷物を置いて買いに行く余裕もありません。
定期的にチャイの販売がきたりお菓子やジュースなどを持って販売に来たりもしていましたが、やはり列車生活が長くなってくると普通に食事がしたいもの。
今までも時間になると駅員が席を順番に聞いて周り、お弁当の注文を取りにきてはいましたが、如何せん種類がベジタリアンとノンベジタリアン用のタリー2択しかありませんでした。
そんなバックパッカー泣かせの長時間移動ですが、数年前から食事宅配サービス「トラベルカナ」が始まりました。携帯で自分の乗っている列車の詳細と電話番号を入れるだけで、途中の駅から自分の座席にお弁当を持ってきてくれるサービスです。
「カナ (khana)」はヒンディー語で「食べ物」と言う意味です。この単語を覚えておくと結構便利です。
使い方は、まず「Indian Railways」のアプリをダウンロードします。
アプリを開いて右下の「Food On Train」を開きます。
するとチケットの詳細を入れる画面になります。
すると、こんな感じで写真とともに料金が出てきます。
メニューは100%インド料理でしたが、値段もリーズナブルで種類が沢山あります。(路線により選択肢の増減はあると思います。)
今回は一番安いミニタリーを頼みました。この時に配達の時間帯から受け取りの駅を選ぶことができます。
※ここでスクリーンショットしておくと受け取りの時間を忘れません。
10桁のPNR番号と車両、席番号を入力します。
今回は現金払い(Cash On Delivery )にしました。カードは試していませんが、インド国内発行のカードに限られているかもしれません。
予約がされました。
これで、予約時間に席に座って待っているだけです。
私の予約は15:23分に「NASIK ROAD駅」です。
実際に配達に来たのが何駅だったかわかりませんが、20分ほど早く弁当が配達されてきました。
白い紙に包まれて、透明のビニールでシーリングされた状態でした。
これで130ルピー、日本円で200円です。豆のカレーがやや水っぽかったけど、まずまずのお味でした。
今まで長時間の移動の時はフルーツやスナックを買い込んでしのいでいましたが、移動中も荷物の心配をしたり、列車が走り出すのを気にせず食事を手に入れることが出来るようになりました。
皆さんもぜひ試してください!