この記事は2014年に書かれたものですが修正して2019年に更新しています。
2014年の為替は1インドルピー=1.6円です。
2014年4月13日 世界一周220日目
ジャイプールを後にしたミゾヨコは、デリーに帰ってきました。
今回はマラソン大会で仲良くなったアメリカ人のアナのお宅にお世話になって、しばし、バックパッカーってことを忘れたような暮らしをしていました。
NPOで働いてるアナ、自宅はもちろん24時間セキュリティー付のおうちに住んでます。
このアパートは、借りる時の条件がオーナーの知り合いの家政婦を雇うことだそうで、毎日数時間家に来て掃除や洗濯をします。
そして、インド料理に飽き飽きしたミゾヨコはキッチンを借りて自炊することに。
さすがデリー!
野菜の種類が豊富。
輸入品の揃うスーパーがあるので、高いけど日本の食材もあるし、何よりベーコンも売ってる♡
インドのマサラ文化に疲れてお菓子ばっかり食べていたミゾヨコが作ったのは
トマトソースベースのズッキーニとベーコンのパスタとサラダ♡
玉ねぎ以外の生野菜も、ベーコンも、マサラの入ってない料理も久しぶりで
大興奮w
サラダのいろどりが今一だけど、おいしかった〜。
2014年4月16日 世界一周223日目
閑静な住宅街にある自宅の近くには、ジムがあるというのでさっそく連れて行ってもらうことに。
ジムの受付「ビジターは入場するのに1200ルピーです」
はい、はい・・・・・・・・
はい??????
あんた1200ルピーっつったら日本円で約2100円ですよ!
それは、高すぎるわーーー。
で、でも。
せっかくアナが連れてきてくれたし、最近走ってないし。
まあ一回ぐらいはいいかな〜って思ってたら、気を利かせたアナが「ここが気に入れば入会するかもしれないよ?」
と言ってくれ、いきなり無料に。
なんだそのシステム?
理解に苦しむけど、まあ無料になったからいっか。
早速更衣室へ。
なにこの張り紙?
「エクササイズをする前に必ずデオドラントを使ってください」
どんだけインド人体臭あるんや!w
体臭って欧米人のように肉を沢山食べている方が臭いってイメージありますけど、確かに肉を食べないでもいわゆるワキガの人っているんですよね。
そして、このジムも日本とそう変わらず
一通りの設備がありました。
でも、やっぱりアナが住んでいる地区にあるだけあって、お金持ってそうなさわやかインド人多し。
アナみたいな欧米人がいようが、私みたいな日本人がいようが誰も全く気にしていない様子で落ち着く。
これこれ!
どこでもこんな感じで観光できたらどんなに楽だろうと思いました。
2014年4月19日 世界一周226日目
この日はボルタリングへ
ここは、インドでは数少ないクライミングができる場所。
駐在お外国人やお金持ちインド人ばっかり
日本人とドイツ人カップルのファミリーはなんとWHOで働いてました。
少し話を聞かせてもらいました。
以前にもインドで働いていて一度ヨーロッパに転勤になったけど、ヨーロッパだと物価も高いし、何よりお手伝いさんが高いから奥さんの負担が大きくてまたインドに移動を希望して転勤してきたそう。
今は子守りの人とお手伝いさんが一人ずついるみたいで、こうして休日は子守の人も引き連れて遊びに行くそうです。
いいなあ。
お金さえあれば、インドでも快適に生活できるんだってことを実感。
ていうか、下手に日本で暮らすより随分と優雅で羨ましい。
子育てに関しては、やはり周りに助けがあるのとないのとでは、母親のストレス度合いが違う。
母親がいつもイライラして幸せでないと、やっぱり子どもにもそれが伝わるしね。
そしてミゾヨコはというと、レンタルできる靴のサイズがなくて普通の靴で挑戦。
結果、この壁の半分で断念・・・・・
体力落ちたな〜。旅中だから仕方ないけど、もっと体力作りに励みたくて
もんもんとするミゾヨコでした
そして、夜はムスリムのモスクへスフィーミュージックなるもの聞きにいきました
ここは、私達観光客もスカーフをして髪を隠します。
いつもイスラム教のお祈りの時間に流れてくるようなお経ではなく、こちらはもっと情熱的で力強い歌声。
参拝者が歌を歌ってる人に寄付をするんですけどその方法が独特
まず、寄付したいお金を10ルピー札(約16円)に両替します
500ルピーとかになると、結構な札束
寄付をしたい人は歌ってる人の前まで行き、拝みます
そしてその人の目の前で札をバラまきます。
なので沢山寄付する人の時は、ドラマなんかで札束が舞ってるようなシーンに似た感じでそこら中にお金が散らばります。
アナやマラソン大会に参加したインド人たちもここで走るというので一緒に走りました。
デリーは世界的にもPM2.5が高値です。駐在で日本から来ている人は常にマスクをしているような環境なので、正直そんなに外を走りたいとも思わなかったのですが、地元の人がどのように練習しているのかも気になるので行ってみました。
走ったのはロディーガーデン。
ここは無料で入れる公園で、歩いている人やランナーが沢山いました。
途中でバッテリーが切れてしまったけど、3キロくらいは走ったはず。
公園内は整備されていてとても綺麗で走りやすかったです。
場所:ロジーガーデン
距離:公園内をぐるっと回ると2kmくらいあり
路面:遊歩道、段差あり
安全度:昼間は治安も良い。夜も人多いが女性の一人歩きはオススメしません
備考:乗り物が入ってこれないので安心して走れます。地下鉄の駅が近くアクセスも良好。
とある日は、マラソン大会に出ていた他のメンバーも集まって女子会
と言っても、フランス人のサマンサの彼氏が作ってくれたのでひとりは男性ですが。
カメラマンの彼は世界中で仕事をしているらしく、たまに家に帰ったら自炊したくなるらしい。
今回もどこかレストランに行こうと言っていたんだけど、彼が是非家に来てほしいということで招いてもらいました。
メンバーは私以外みんなネイティブで、なかなか会話についていけない。
それでもそれぞれの恋愛話を聞いたりしていて、インド版「SEX AND THE CITY」なのかに自分がいるみたいだった。あ、インド人は一人しかいなかったけどw
そして、もう一つやりたかったことはコレ
コロコロキャリーケースの修理。
乱暴に扱ってたせいで、破れはじめてたんですw
ちなみに敗れたところの補強2か所で50ルピー(約80円)
他にも、週末はクラブに行ったりちょっと高めのレストランに行ったりしてすっかり散財してしまいましたが、ちょっとした駐在員の生活風の優雅なひと時を過ごしたのでした。
最後のシメは久々のマクドナルド。
インドは牛やブタを食べないのでチキンのソーセージエッグマフィンです。
そしてお次はさらに北部を目指すのでした。