この記事は2013年12月に書かれたものですが、修正して19年2月に更新しました。
2013年12月平均為替は1ネパールルピー=1円にゃ
「エベレストを間近に見ながら初日の出を堪能する」
というミッションは達成できなかったミゾヨコ。
その後も今度はインドビザでひともんちゃくありました。
その様子はまた今度の回で説明しますが、お正月過ぎまでがっぽり予定が空いてしまった期間にカトマンズ周辺を観光した様子をお伝えしたいと思います。
2013年12月28日 世界一周114日目
この日は宿のあるタメル地区から徒歩20分くらいでダルバールスクエアーに行ってきました。
ダルバール広場 (Durbar Square)またはダルパール広場は、ネパールのカトマンズ渓谷内の3つの主要都市であるカトマンズ、パタン、バクタプルにそれぞれある王宮広場の名称で、周辺にはチベット仏教の寺院が集中して、ネワール人の芸術家や工芸師が製作した展示品等が多く存在する。
Wikipedia
ルームメートのサニーちゃんについて歩いていくと、お土産屋が立ち並ぶタメル地区からだんだんと肉や野菜を売る通りへ
古い建物ばかり、メイン通りなのに下をきちんと見てないと躓いたり捻挫するので注意が必要。
そしていくつかの交差する通りをすり抜けるとダルバールスクエアーに到着
ここは地元の人の憩いの場でもあるようで沢山の人が座っておしゃべりしたりしています。
この写真は2013年に撮ったもので、実は2015年の地震の時にこの辺り一帯は深刻な被害にあってしまったそうです。
2018年の旅ブログを見てみても、状況は横ばい。
一刻も早く元のようなのんびりした風景が見れるようになることを願います。
そうそう、これがネパールのスタンダードな荷物の運び方
ミゾヨコもいつかトライしたい。
これは
歯の神様
らしい。虫歯も拝んで治すんですね・・・・。
道端マーケット
この神様はカーリーと言って、シヴァ神様の奥さんのひとり,元々はひとりだった奥さんが分裂して現われたのが彼女で、
なんと殺戮の神
人を滅多殺しにして生首をネックレスにし、生き血をすすって大地を蹴りまくってダンスする恐ろしい神
無差別ではなく、悪い人を殺すらしんだけどとにかくパワフルな神様。
最初に友達からこの説明を受けた時は
「へー」
くらいな感想でしたがのちに、インドのオームカレシュワールに行った時
現地のお坊さんにミゾヨコのインディアンネームとしてこのカーリーの名前を命名されました。
その話はこちら↓
いくら悪い人を殺すったって、殺戮の神はないでしょ!w
でもよく考えると当たっている節もある。
私の道徳に反するものはたとえ
上司でも歯向かってしまう
ところがあるもんね。
本当に要領が悪いミゾヨコ。
損しとるわ〜とわれながら悲しくなる時もあるけど
黙って社畜になるのはもっと嫌なんです。
と言う事で、この異端ぶりは、古代インドから生まれたサンスクリットの時代から引き継いでいるので直りませんので悪しからず。
そしてネパール・インドの子どもはこんな風にみんなアイラインをしてます。
なんでも、子どものころにこうやって塗っておくとまつ毛がたくさん生えるそう・・・・・。
それと、魔除けの意味で子どもの顔にわざとほくろのような点を書くんだって。
可愛いと、周りからねたまれて不幸が降りかかるらしい。
おみやげ屋さん
そして、沢山の金物やお土産が並ぶ中で気になったのがこれ
神さまのおでこに鍵刺さってるよ〜!
ん〜、斬新
そしてこちらが生きた女神さまのいるクマリの館
1日のうち、決められた時間にあの扉からひょっこり顔を出します。
それを待ちわびる観光客。
満月生まれで様々な条件をクリアした女の子が3歳から初潮を迎えるまでここに住むらしいです。
残念ながら実物は写真にとれないのでありません。
クマリに選ばれた家は、外国人からの入場料の一部やお賽銭が収入として得られるらしく家族は大喜び。
しかし、本人はここでほとんど外に出ることなく暮さなければならず
初潮を迎えクマリでなくなったとしても、神さまだった女性と結婚したがる人も少なく・・・・。
後は寂しい人生を送ることも多いとか・・・・・。
親がきちんと将来を考えていれば、クマリであるうちからきちんと教育を受けさせることもあるそうですが、そうでない場合は物心ついた時から女神として大切に扱われ勉強もできないまま、初潮を迎えた頃に館を出ることに・・・・・。
文字も読めない、基本的な算数もできない彼女たち。
その後の苦労を思うととても複雑です・・・・。
そして、次の日はバクタプルへ
バクタプル(ネパール語:भक्तपुर bhaktapur)は、ネパール東部の第三州のバクタプル郡の郡都。 2011年の人口は8万3658人[1]。 バドガオン(भादगाउँ bhādgāũ)またはクォパ(ख्वप Khwopa)はカトマンズから東に12km、カトマンズ盆地の東端にある古代ネワール人の都市である。
Wikipedia
この町の男の住民は、伝統的にバドガウンレ・トーピーといわれる、黒くやや硬めの特別なタイプの帽子を着用しており、この帽子はネパールの公務員の正装としても採用されている。 この町は「ジュジュ・ダウ」つまり「王のヨーグルト」と呼ばれるヨーグルトでも有名である。
バクタプルへはローカルバスに乗っていきます。
宿のあるタメル地区を南に下り、マーケットを抜け
陸橋を何度かわたりバス乗り場まで
バス停は下記参照
ここはカトマンズの中で一番騒がしいバス停で、地元の人が通勤にも使っています。スリなどに気をつけながらバスを探します。
バスの中(片道25ルピー)
運転席の横まで人が一杯
1時間ほどすると到着
この町は焼き物とヨーグルトが有名な街
ネパールやインドではこのヨーグルトやチャイ(紅茶)を陶器に入れて販売し、食べ終わったら
容器を叩き付けて壊して捨てる
って言う風習が古くからありました。
↓直訳すると 『有名なヨーグルト屋』
ここでもやはり、陶器が描かれていましたが
今はプラスチックが主流みたいです。
犬に癒される。
ダルバール広場でかわいい女の子が「写真撮って〜」ってことでパシャ
そのあと「ルピーかペン頂戴!!!」
こんな小さい時から
楽して儲けようなんて考えたらあかんよ!!!
でも、考えたら日本も昔は米兵が来たら
「ギブミーチョコレート!!!」
って、せがんでいた時代があるんだよな。
その背景には、鬼畜米兵として敵対していたアメリカ軍に負け、戦争によって家族を失った子どもたちをどのように手懐けて行くか、そんな思惑があったのかどうかはわかりませんが・・・・。
それに比べれば、この辺りの子どもたちが外国人にたかるのは
きっとゲーム感覚なんだろうと推測します。
ダルバール広場
17世紀から18世紀にかけて作造られた建物だそうです。
通りがかりの刺繍のお店
針先が変わった形をしていて簡単に刺繍ができます。
果物屋さん
この辺りが2015年の地震で一番被害あったところだそうです。
すっかり暗くなってしまった帰り道。
サニーちゃんと私はカトマンズ行きのバスに乗っていました。
すると、カトマンズまで後3キロくらいのところで事件が発生
みんな怪我はなく、大事には至りませんでしたが、車はエンジンがかからなくなり立ち往生。
後続から来たカトマンズ行きのバスになんとか乗れましたが、
バス代はもちろん返金されるわけなどなく二人で憤慨。
すると、同じバスでカトマンズに向かう男性が私たちの分まで支払ってくれました。
ネパールにも紳士な人はいるもんだ。
後から冷静に考えると、たかだか数十円で怒ることでもなかったとちょっと恥ずかしかったです(笑)
年末のある土曜日、サニーちゃんと一緒にファーマーズマーケットに行ってきました。
タメル地区から徒歩圏内にあるレストランの庭で毎週行われているそうで、地元の人というよりは外国人が中心でひらいているマーケット
値段はそれなりですが、ワイン大好きミゾヨコが好きそうなものばっかり♡
お店の人も売り物の惣菜と一緒に白ワイン飲みながら営業。それもまたサマになる。
一瞬、ここがネパールということを忘れそうになります。
こちらはウズラの卵。
なぜか母ウズラも持参。
売られて行く我が子を見届けるためか?!
たまらず白ワインとバケット、チーズを買ってマーケット内にあるベンチでほっこり
これがまた超〜〜〜うまい!
しかも朝っぱらからほろ酔いで幸せなひと時を過ごせました。
そして、このバケットとハム、チーズを使って夜もサンドイッチを作ってみました。
朝買ったチーズに加えて、ミゾヨコ持参のマヨネーズ・胡椒・オリーブオイル、
ミャンマーで貰ったアボカドを挟んで、最後にローカルマーケットで買ったピンク岩塩を一振りで出来上がり。
宿の共用スペースで調理しています。
すでに昼間っからワインでできあがった状態で作っていたため、後から見ると相当汚いテーブルだったけど、まあいっか。
これがまためちゃうまかった!
切って挟んだだけなんですけど、目の前でもぎとったアボガドだったから美味しさも倍増。
久々に日本で食べてたようなもの食べたな〜って感動しました。
自生のアボガドを取った話はこちらから↓
私のお気に入りのお店を紹介したいと思います。
ローカルで大混雑のこの店は、いつ行っても超満員。
グーグル先生が教えてくれました。
ここではみんなトゥンバっていうローカルのお酒を飲みながら地元の料理を食べてます
穀物を発酵させて作るお酒で、このグラス一杯に穀物が入って出てきてお湯を入れます。
すると濁り酒のような味で私は好きだったな。なくなればまたお湯を継ぎ足して飲むシステム。
あと、バフチリっていうバッファローを薄く切ってカリカリに焼いたものや麺類も美味しい
そ・し・て!
カトマンズに来た日本人がおそらくかなりの確率で行っているであろうという
ここのカツどんと豚丼には相当お世話になりました。
インドであんなにご飯に困るの知ってたら毎日行ってたな〜きっと。
日本食以外にもネパール料理も美味しいのが多く、このほかにも、モモと呼ばれる餃子みたいなものにソースをつけて食べるものも好きでした。
写真撮り忘れたけど、安定した美味しさ。
崩れているけど、ハンバーグ美味しかった。
最後は通りがかりの犬
3匹同じようにくるまってます。
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