この記事は2014年に書かれたものですが修正して2019年に更新しています。
2014年の為替は1インドルピー=1.6円です。
2014年3月13日 世界一周189日目
ジョードプルから無事にジャイサルメールに到着。
ジャイサルメールはジョードプルから車で約5時間の砂漠の真ん中にある街で、パキスタンの国境まで100kmほどのやや物騒な町。
トイレ休憩が一回あったんですが、まさかのトイレなし。
これには肝を冷やしましたが、こんな事もあろうかと朝からほとんど食べていなかったので漏らす事なくたどり着けました。
2019年3月現在、パキスタンとインドの緊張状態が高まっています。それはほとんど北部のヒマラヤ山脈のあたりの出来事ですが、ここでもスパイ活動をしていた人が逮捕されたりもしているそうです。
ジョードプルはブルーシティーでしたが、ここはゴールデンシティーと呼ばれて
います。
フォート内(城塞内)に宿をとって早速周りをウロチョロ
砂漠地帯だけにとても乾燥していて、埃っぽい。
スパイス屋
えーー!犬が死んでる!!!!!
・・・・・・・と思ったら、寝ているだけでしたw
寝相悪すぎてこっちの心臓に悪いわ。
ここ、ジャイサルメールのメインアトラクションはキャメルサファリ。
通りを歩いていると、次々に客引きが話しかけてきてしんどい。
宿の方も、それを見込んで宿代を安くしていたりもするから、サファリに行かなかった客ともめている話はよくガイドブックにも載っている。
ミゾヨコはと言うと、このあと友達とネパールで合流し少しインドを旅する予定なのでその時に一緒に行くことにして今回はさらっと移動し、プシュカルでホーリー祭をするつもりでいました。
今日はこれからどうするの?
お土産屋の男の子が聞いてくるので、サンセットポイントに行くと言ったらついでだからとバイクで連れて行ってくれました。
これが世界遺産のジャイサルメールの城塞(じょうさい)です。
12世紀にバッティー・ラージプートのラーワル・ジャイサル王により造営された城郭都市である。 ジャイサルメールの名はラーワル・ジャイサルの名に因んでいる。町は東西1km,南北1.2kmの城壁に囲まれており,この内部が旧市街となっている。インドから中央アジア、中東アジア、エジプトと続く二つの主要ルート上にある戦略的な立地で、ジャイサルメールの繁栄にとって有利に働き、東西の中継貿易の拠点であり、高級シルクや香辛料を沢山ラクダの背に乗せて自分の領土を通過してデリーやシンド地方(現在のパキスタン南部)に向かうキャラバンサライ(貿易商隊)たちから課税をし、税収により町は繁栄をした。伝統的な手工芸品製造の中心地でもあり、城砦の中にある宮殿、寺院や、城外には、ハーヴェリー(ラージプートの貴族、豪商たちの邸宅)、バザール丸い小石の石畳]]の通りに軒を連ねてる。
Wikipedia
サンセットポイントには毎日たくさんの観光客がきているのか、楽器を売りに来る人なども。
名前は忘れてしまいましたが、楽器を弾いて歌を歌うカーストもあるそうで、ちょうどこのサンセットポイントの下にその地域があります。
地元の子ども。
実はこの城塞の中にも人が住んでいて、唯一「世界遺産の城塞」に宿泊できるのがここジャイサルメールなんです。
そして今度は城塞内のビューポイント近くのゲストハウスからの眺め
ちょっと、お姫様にでもなった気分。
夜はフォート内を散歩
そして翌日はプシュカルに移動する用意をしていましたが、やっぱりキャメルサファリへ行くことに。
2014年3月14日 世界一周190日目
ジープでパキスタンの国境近くの村まで行きます。
そして、木陰でランチタイム
ランチタイムはガイドが作ってくれてます。
ちなみにキャメルを座らせるときは「ぎゅー!ぎゅー!」って言うんですけど
私が言ってもキャメルは全く知らん顔・・・・けっ!!
夕焼け
これまで、どこに行っても人だらけのインドしか見てなかったけど、こんな静かな一面を見ることができるなんて思っても見なかった。あのうざいインド人達がいないくて平和、久々に感じる安らぎでした。
日が暮れるとともにフンコロガシ(?)みたいな虫がどこからかトコトコやってきます。
そして、キンキンに冷えたビールで乾杯。
プッハー! ご飯も美味しい!星空満点の下で食べるディナーは最高
真っ暗の中でも皆でひゃーひゃー
泥酔状態のミゾヨコは☆マークが限界。
今回ツアーが一緒だったのは、スペイン人の男の子、イギリス人の女の子、日本人の男の子、フランス人カップル、ミゾヨコの6人。
お互いがどんな旅をしてきたのかとか、これからの話をしていました。
ミゾヨコは3月16日にあるホーリー祭に合わせて、ヒンズー教の聖地の一つプシュカルに移動する予定。
すると、インド旅歴が長いスペイン人の男の子から
「女の子ひとりでプシュカルは危ないかも!?」
と忠告してくれました。
ホーリー祭は前回のシヴァ神様の誕生祭よりもかなりの盛り上がりがあるらしく、町中でバングラッシーが配られ、羽目を外した若者が沢山いるとのこと。
そんな中、女一人でウロウロしていたら絶対ちょっかい出されて危ないからやめておいた方がいい、と。
確かにこれまでインド旅、ゴアの痴漢から始まり、列車のお触り男、などなど実は書ききれていないほど他にも嫌なことがあったんです。
その上インド歴が長い彼からそう言われたら、従った方がいいに決まっている。
と言うことでホーリー祭をここジャイサルメールで過ごすことにしました。
そして夜もふけ、ガイドさんに用意してもらったお布団でおやすみ〜。
早朝、皆でこんな感じで寝てました
朝食を食べた後、村に向かって出発。
ツアーが始まってほぼ自分たちのグループしかいないと言う貸切状態。
サファリで初めて他の人に遭遇
他のツアーかと思いきや、ローカルの人でした。
放牧してる人
そしてラクダに水を汲んで帰る人達
最後は、ガイドさんにチップを払いキャメルツアー終了!
キャメルツアーはモロッコでするから、今回はパスかなって思ってたけど行ってよかったです。
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