アジア圏でマッサージを受けたことのあるミゾヨコが実体験を含めた本当の話を語ります。
日本では1時間数千円から1万円もするマッサージが、物価が安いアジアでは千円以内で受けられます。そのため旅の疲れを癒やすため、マッサージを利用する旅行者も多くいます。
ミゾヨコもそのひとりで、今までに中国、フィリピン、ベトナム、ラオス、タイ、カンボジア、インドネシアでマッサージを利用しました。
そのうち何回かはセクハラまがいな体験をしました。ネットで調べてみると、同じような体験をされた人が結構いることを知りました。
嫌な思いをする人が少しでも少なくなればと思い、体験をシェアしたいと思います。
日本の常識は海外で非常識
日本でも男性のマッサージを女性のスタッフが、またはその逆で行うこともありますが、オイルマッサージなど直接裸になるようなマッサージでは同性が担当するのが常識です。
しかし、海外では女性に男性がオイルマッサージするパターンもあるのです。
えええええ!
それ風俗とかじゃなくて!?
と思われるかもしれませんが、割と当たり前のようにあるんです。
フィリピン
セブ島であった話
ミゾヨコはセブでダイビングのライセンスを取っていた期間、宿の近くにあったマッサージ店に何度か通っていました。
いつも頼んでしたのは、服の上から揉んだりほぐしたりするいわゆる普通のマッサージ。
部屋は薄暗かったけど、施術をしてくれたのはいつも女性でした。
対応も普通で特に悪い印象はない。
最終日は最後ということで少し奮発してオイルマッサージをお願いしました。
すると、いつもと違う奥の部屋に連れて行かれてました。
薄暗い部屋に男性がやってきて、服を脱いでタオルをかけて待つように言われました。
ん?男?
・・・なわけないよね。
きっと後から女性が来るんだろう。
って、思っていました。
数分後
服を脱いで、タオルをかけて待つこと数分
物静かに入ってきたのは、男・・・・・!!!!
えええ!男性!?
パニックになりましたが、とりあえず考えました。
ミゾヨコは看護師という職業柄、時々検査や手術で男性の大切な部分の剃毛をしていました。
こっちはプロとしてやってるのでなんの感情もないですが、それでも元気になる人はいます(笑)
もちろん、こちらは股間を性的な意味でとらえることはないし、陰毛さえなくなってしまえば問題ないんです。
きっと、彼もそんな気持ちだろうな。
仕事で頑張っているのに、過剰に反応しては申し訳ない。
恥ずかしい私の気持ちもくみ取って、きっとうまく隠しながらやってくれるはず。そんな風に彼をマッサージのプロとして受け入れていました。
マッサージ開始
背中からオイルマッサージが始まりました。
お尻も、ほぼあらわになり、、、、
手足からマッサージが始まりました。
うまいという印象はなく、それよりも知らない男性に触られているという
不快感のみ・・・・。
全くリラックスできない。
彼氏なら嬉しいキワどい所のマッサージも、ひたすら嫌悪感。
そして今度は上向きに寝ることに。
悲劇は突然に
するとせっかく大事なところにかけていたタオルを
見事に取り去るではないですか!!!
差別してはダメ
彼はきっとプロのマッサージ師
『恥ずかしい私の気持ちもくみ取って、うまく隠しながらやってくれるはず』
そんなミゾヨコの勝手な期待を見事に裏切りその男性は、テーブルクロス芸人かのようにたやすく、そして軽やかにタオルを剥ぎ取ったのでした。
すると、ミゾヨコの頭で何かが弾けました。
『そこまでせんでええわ!!!』
キレたチンピラキャラばりに威嚇しました。
困惑した彼をよそに、戦闘態勢のミゾヨコ。
取り返したタオルで体をかくし、結局最後までふてくされたままマッサージをしてもらいました。
きっと彼からしたら、私なんて
自意識過剰な気狂い女でしょうよ。
でもね、嫌なもんは嫌なんですって。
先に男性だって知らせてくれてたら頼まなかったし。
その後、受付で「男性が来るって言って欲しかった」と言いましたが寝耳に水といった感じで
「オイルマッサージは男しかいないの」
と、言い返されました。。。。。
しかし、今までにこんなトラブルなかったのかなーって不思議です。
中国での話
今回の旅ではありませんが、女友達と上海に行った時の話です。
二人でホテルの部屋でマッサージを頼みました。
2台のベッドに並んで横になり、話をしながらマッサージを受けていたんですが、その時のマッサージ師は男性二人。
なんだか、手つきが妙な感じでおかしいなとは思ったけど隣には友達もいるし大丈夫と思っていました。
すると、なんだかハアハアしてきて
キモ!!!!
男性が何か言ってきます。
中国語わからないけど、部屋を別々にしマッサージしよう
みたいな雰囲気。
よく見ると、隣の男もなんかハアハアしてるし
キモ!!
もちろん拒否ですよ。
でも、これ一人で頼んでたらどうなっていたのか・・・・
ちょっと怖いですよね
バンコクであった話
バンコクから日本へ帰る最後の日、私は旅の締めくくりとしてマッサージに行くことにしました。
ところが、宿で一緒の女の子と話し込んでしまい、宿を出るのがかなり遅くなってしまいました。おかげで、行こうと思っていた所は閉まってしまい、マッサージ屋を探して夜の街をさまよっていました。
やっとの事で見つけたマッサージ屋に入ると、1時間300バーツほどのマッサージを頼みました。すると、店員さんがつたない英語で何か言ってきます。
「普通のマッサージ?」
・・・ん?
普通って?ここは普通のマッサージ、だよね?
「はい、普通でも、普通じゃなくても・・・。あなたが望めば・・・。」
ん?いや、私は普通のマッサージで!!
それから奥の部屋に連れて行かれてマッサージをうけましたが、むっちゃくちゃ上手にコリをほぐしてくれました。
あまりの上手さに・・・なことも考えましたが、あとはご想像にお任せします(笑)
海外のマッサージで気をつけること
そんな出来事があったミゾヨコは、海外でのマッサージ事情について調べました。
すると、どうやら女性客にオイルマッサージを男性がする店もあるようです。
中にはミゾヨコが当たったような、どっからどうみても普通の男性のパターンや
生粋のおかまちゃん、偽おかまちゃんの場合もあるようで注意が必要です。
向こうにどういう感情があるかは別として、あなたにその気がなければ異性にマッサージされるのはかなり不快です。
折角お金を払って気持ちよくなろうとしているのに、不快になっては意味がありません。
ましてや断りきれずレイプされたら大変です。
ここは自意識過剰と思われても異性にされたくない場合は事前にそのことを伝えておきましょう!
フィリピンでの他の話はこちら↓
それでは、楽しい旅を!
“アジアでマッサージを受ける女性 へ 【セクハラ注意!】” への1件のフィードバック