この記事は2014年に書かれたものですが修正して2019年に更新しています。
2014年の為替はスリランカルピー=0.8円です。
為替のギャップ
2014年7月4日 世界一周300日目
インドのチェンナイからスリランカのコロンボに飛行機で移動したミゾヨコ一行は、アライバルビザでスリランカ入国に試みる。
ビザの料金は当時のアメリカドルで一人30ドル、もしくは6500インドルピー。わかりやすく日本円で言うと、スリランカに入国するためにインドルピーで支払うと日本円にして1万円かかりますが、アメリカドルで払うと3500円で済むのです。貧困国の紙幣は一度その国を出てしまうとほとんど価値がないんです。インドルピーはまだ残っているけど、またインドに帰ってきて使う予定があるミゾヨコ。うっかりインドルピーで支払ってしまう前にそのことに気づいてよかった。
コロンボ到着
スリランカはインドと比べて物価が高い。とりあえず首都であるコロンボのビーチに近くに安いところを予約し移動を開始。
スリランカ人は穏やかで、インドのように観光客に群がってくる人もいない。街を歩いていても外国人にもあまり興味がないのか居心地がいい。スリランカっていいところじゃん。そう思いかけた時、バスの料金を4倍ぼったくられたことに気づきました(笑)
バスを降りて10分ほどビーチの方向に歩くと宿に到着。あんまり綺麗ではない民家で朝食付き一泊20ドル。メンテナンスはされていないけど、かつてはバックパッカーが長く沈没していたのか共有スペースに楽器が置いてあったりして居心地がいい。残念ながら宿泊者はミゾヨコ一行のみであったが、オーナーのおじさんもいい距離感で接してくれる。
ラッカディップ海に沈む夕日を眺めて今日も終わり。
2014年7月5日 世界一周301日目
昨晩は覚悟はしていたものの、想像よりも大量の蚊が襲ってきましたが日本が誇る蚊取り線香のおかげで安眠。朝食はおそらく前日の宿泊者が残したであろう焼きたて感の全くないトーストとバナナ。食パンまで使い回しがあるとは想定外。
頭痛も治まってきたので、久々に朝からランニングしました。
ビーチまでは線路を渡ってすぐ
車両には広告びっちりのカラフルな列車
線路わきにも生活感が満載です。
オフシーズンだったため、天気も悪くビーチで泳ぐ人は皆無でしたがのんびりしていた。ビーチ沿いの湿気たっぷりの潮風を浴び汗だくになりましたが、砂浜は足にも負担が少なく爽快でした。
場所:スリランカのコロンボの海沿い
距離:海岸沿いを5キロほど
路面:砂浜
安全度:早朝は漁から帰ってきた漁師しかおらず安全。夜は不明
備考:夜間はビーチ沿いにレストランがあるので比較的安全だが女性は朝走るのが無難。
世界遺産の街ゴールへ
2014年7月6日 世界一周302日目
今日は日帰りでゴールという街まで行ってきました。
ゴールはスリランカ南部州ゴール県の都市である。首都圏のコロンボより南に119kmの距離にある。スリランカ最南端の主要都市で、コロンボや東のマータラとの間には鉄道が運行されている。
ゴールは、ヨーロッパ人が南アジアや東南アジアに建設した城塞都市の典型的な例であり、ヨーロッパ建築と南アジア地域の伝統が混在している。ゴール城壁はヨーロッパの支配者により建設され、現在も残る城壁の中ではアジア最長である。その歴史的な旧市街地区は「ゴールの旧市街と要塞」の名でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。Wikipedia
スリランカ最南端のゴールと言う町に行くため列車に乗りに近くの駅まで。
ホームにある、天狗熱予防の看板。南国では深刻な問題なんですね。私も絶対かかりたくない病気です。
海沿いを列車でひた走る。
列車の中の様子
到着
ゴールと言う町はとてもこじんまりしていて静か。
海の方に向かって歩いていると、大きな建物の敷地内で空手KIDSが沢山いたので行ってみることにしました。
へらへらしながら入っていくと、どうやら大会をやっていたようす。
ミゾヨコも学生時代、殆ど幽霊部員に近かったけど空手部だったので見ていて楽しかった。学連空手のキレは大学生と比べて劣りますがなかなかのもの。
浅黒く顔立ちのはっきりした子どもたちが「おーす!せいや!」とか言ってると、やや違和感がある。でも空手ってワールドワイドなスポーツなんだってことを改めて認識しました。
さらに岬の方へ
日曜日だからか広場で沢山の人がくつろいでいました。
灯台のほとりでボーっとしていると、ちょっとチャラめの現地人が観光客を引き連れてやってきた。
どうやら20メートルはありそうなこの崖から飛び降りるらしい。
動画を撮りたくて聞いてみたけど、一緒に来た観光客がお金を払っているらしくやんわり拒否されました。しかしめっちゃ見事な飛び降りっぷり。まさかと思って検索したら、彼の動画がありました。どうやら名物になっているようです。
Dharmapala Park
そして、近くの有料の公園へいてみることに。
入場料を払っただけにきれいに整備されているんですが、なんか雰囲気がおかしい・・・。
至る所にカップルがいて、イチャイチャ♡
ここにいる8割のお客さんがカップルです。
中には人目をはばからず、濃厚キスを交わすカップルも・・・・・
スリランカってこんなにオープンだったんですね。
いったいこの公園はなんなんでしょうか。インドと似ているようで、全く違ってオープンなお国柄にびっくりなミゾヨコ。
洋風な建物が綺麗。18世紀に建てられたようです。
おしゃれな街並みだし変な客引きもいないしゆっくりできてすっかり気に入りました。一行はその後もブラブラ。ココナッツジュースを飲んだり、地元の人と話をしてまたコロンボに帰っていったのでした。