1ボリ=15円です
スクレでフルーツパフェを食べる
2016年4月11日 世界一周698日目のつづき
鉱山見学を終えたミゾヨコは次の目的地バジェグランデに向けて動き始めた。
まずポトシからスクレにバスで移動した。ついてすぐサンタクルスまでのバスを探したが、バス会社に聞いてみると早くて明日の出発とのこと。諦めてスクレで1泊することにした。
旅人のブログを読んでいると、どうやらスクレはご飯が美味しい町らしい。早速市場に行ってみた。
かなり大きなメルカド(市場)で、生鮮食品から服や雑貨まで何でも揃う。ここの食堂で食べることにした。
ご飯の上に野菜とお肉の炒めもの。14ボリ=210円
スープは別のお店で。この白濁したスープは少し酸味があって美味しかった。
スクレで有名なのはチョコレートだけど、フルーツパフェ屋さんも軒を連ねていて美味しそう。
どこのお店もフルーツてんこ盛り。
ボリビアは標高の高いアンデス山脈の地域とアマゾンの熱帯エリアがあるため、標高が2700mのスクレの町でも自国のフルーツが安く手に入るのだろう。
旅先でのビタミン補給に私もいただくことにした。7ボリ=105円。
ひとり旅で迎える誕生日
2016年4月12日 世界一周699日目
今日は記念すべき38歳の誕生日。あと2年で40歳か・・・・。早く旅を終わらせたい気持ちもあるが、もっと各地をくまなく見たい気もする。それに、インド・ネパールのようにまたバイク旅もしてみたい。旅で出会う人に影響されて、やりたいことが次々と溢れ出る。
ラパスでのマラソン大会に備え、標高2700mのスクレの街をランニングした。2700mと聞くと高地トレーニングのようだが、ラパスは標高4000mなので2700mでは足りないくらいだ。でも、走らないよりはまし。
今日は近くの公園周りを走ることにして出発した。街自体が山の上にあるので平坦な道少なく、常にアップダウンですぐに息が上がる。
たまにしか走れないので身体が重いが、4000mのポトシから下りてきたのでまだマシな方なのかも。
場所:ボリビア スクレのシモン・ボリバル公園
距離:5.4m
路面:遊歩道、段差、アップダウンあり
安全度:治安良い。
備考:地元のランナーもこの公園を走っている。
物干しが・・・
宿に戻ってシャワーと洗濯を済ませる。
ん?
あ!
ない!!!!
濡れた洗濯物を見て思い出した。日本の100均で買ってきたミニ物干しがない。
ちょっと洗濯物を干すのに重宝してたのに・・・・・。
しばらく荷物をひっくり返して探してみたけど、やっぱりない。
落ち着いて考えてみると、ウユニの宿が怪しい。
あ〜ほんとバカバカ。
しばらく落ち込んでいたが、物干しは出てくるはずもなく、仕方がないので宿をチェックアウトする。
悲しいのでまた昨日のフルーツパフェを食べて行くことにした。
気分はモヤモヤしたままだったけど、フルーツを食べたら物干しのことはどうでもよくなった。物干しがなくても洗濯物は干すことできるし、荷物が減ったことは喜ばしいことでもある。
スクレからバジェグランデまで移動開始
サンタクルスのバスに乗り込む。
バイクを横にしてバスのトランクに入れて搬送するのか。
ガソリンが漏れて爆発なんてことはないと祈る。
2016年4月13日 世界一周700日目
今日で世界一周に出て700日目。記念すべきこの日に革命家の没地へ行くことができるのか。
バスは昨晩から夜通し走り、朝の5時にサンタクルスのバスターミナルへ到着した。バジェグランデまでは乗合タクシーで60ボリで行く予定だったが、さらに安いバスが35ボリであることがわかった。
タクシーだと4時間、バスだと6時間かかる。2時間位の差ならバスで行く事にする。
ローカル旅のいいところ
小さな乗合バスはじいさん、ばあさん、荷物が大量にある人と、いろんな人たちでびっちり満員以上の密度だった。私の隣には、可愛いが体臭がきついおじいちゃんだった。
クッキーのお徳用サイズをバスの乗客に分けてくれ、乗客みんなでボリボリ食べてほっこり。バスは揺れるし狭いしで辛いけど、こうして地元の人との時間の共有も旅の醍醐味だな。
お昼はレストランで休憩し、おじいちゃんとご飯を食べた。全く言葉はわからないけど、どこの国でもお年寄りは可愛いくて癒される。
牛骨スープ13ボリ。
バジェグランデ
15時過ぎにバジェグランデに到着した。
宿は30ボリで見つかった。
早速インフォメーションで情報収集する。明日はツアー客がいないため、個人で行く事になるそうで540ボリもかかる。宿代に換算すると、18泊もできるほどの出費。
悩ましいが、もう1日待って他の観光客が来るのを待ってみるか。
街をプラプラしていると、タクシーの運転手に話しかけられた。1人でも250ボリでいいって事になった。これはラッキーなのか?
通りがかりにツーリストを見つけたので聞いてみたが、どうやら妥当な値段設定のようなのでそのタクシーに明日のツアーをお願いする事にした。
こうして、チェ・ゲバラの没地を観光するミゾヨコでした。
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