「アラウンガバード マハ マラソン」に参加しましたINインド
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このお話は2019年12月のインド車椅子旅【ビザトラブル編】「トムの車椅子エローラ探検記」「車椅子トムのアジャンタ・エレファンタ冒険記」の番外編です。

アラウンガバードってどこ?

インドのムンバイから約360kmほど東に行ったところ。日本人にはエローラで有名な観光都市。

インドでマラソン

インドはマラソン人口こそ多くはないが、ある程度の街になると年に一回以上はマラソン大会が行われています。

インドのマラソン大会にでるメリットは、異国の地でマラソン大会ができるという経験もですが、なんと言っても入賞のしやすさです。

特に女性は一人でランニングする習慣が少なく、外も排気ガスや土埃であまり練習できる環境にありません。女性のマラソン人口自体が、日本に比べて少ないのです。日本で私と同じレベルのランナーは沢山いるため入賞できることはほぼ不可能ですが、インドではなんと2回入賞することができました。

1回目の入賞した記事がこちら↓

(2回目に入賞した話は後ほど)

海外の大会に参加できるのは楽しい。小さい大会であれば参加費が数百ルピーからあり、安くて参加しやすい。特に貧困国で行われる大会は、どこか地元の運動会のようなノリでわきあいあいとしている場合もある。その上、もし入賞なんかしちゃったら今後のモチベーションにも繋がるため、私はインドのマラソン大会に出るのが好きなのだ。

マラソン大会の選び方

海外でマラソン大会を検索するのは基本的に英語で都市名と「marathon」と入れれば出てきますが、インドの場合は、いつも「India Running Races Infomation」から検索します。

https://indiarunning.com/

このサイトは日本の「RUNNET」のようなもので、距離や種目、開催場所などで大会を絞ることができます。

ここで旅で訪れる予定の場所で行われるマラソン大会をリストアップして、申し込みました。

まずは自分が向かう都市のマラソン大会をいくつかピックアップする。
距離を決める。
参加賞や、レース中の設備を確認。
ゼッケンのピックアップが前日なのか、当日でも可能なのか。
レースのスタート時間の確認。
正確なピックアップやスタートポイントを携帯のマップで確認して登録。
今回はホテルが選べなかったけど、アクセスの良い宿の予約。マラソン当日は早朝になることが多く、交通手段は予約しておく方が慌てなくて済む。

ここまで全て確認して、問題がなさそうなら申し込む。

今回の選択肢はムンバイ、アラウンガーバード、ゴアだったのだが、大会は日曜が多く、余裕を持たせた日程のアラウンガーバードの大会に参加することになった。

インドのマラソン大会に申し込む

手順は少し英語がわかれば難しくない。
大体の場合、外国人枠があるので表示に沿って個人情報を入力していく。
支払いは現地払いかクレジットを選択する。

申し込みが終わるとEメールで当日に見せるバーコードなどを送ってくるので、それをスクショして保管しておく。

大会前日

会場近くまでゼッケンを取りに行く。

オートリキシャのドライバーにチケットや、マラソンの詳細を見せて連れて行ってもらう。現地に到着すると、賑やかにマラソンエキスポをやっていた。

maha marathon aurangabad

外国人が少なすぎて、一般の枠で出場することになった。外国人枠での入賞は3人まで賞金がでる予定だったのでがっかり。

maha marathon aurangabad

ちゃんとペーサーもいるようです。

maha marathon aurangabad

ペーサーの一番早い人が55分。と、いうことはインド人と同じカテゴリーでも入賞する可能性がありそう。しかも、40代は20代とは別カテゴリーのはず。

当日

当日は6時半スタート。5時半にはホテルを出て、オートリキシャを捕まえようと思っていた。するとロビーの男の子が、アプリでリキシャを呼んでくれるという。Uberは昨日挑戦してほとんど使えなかったし、一体どのアプリ?と思ったら『Ola』でした。

OLA
OLA
posted withアプリーチ

このアプリはこの後自分でダウンロードして使いましたが、Uberが使えない地域でもいい仕事をしてくれました。

maha marathon aurangabad

スタート場所まで移動する。運動場内ではすでに沢山の人がストレッチをしたり、音楽に合わせてエアロビのようなアップをしていました。

maha marathon aurangabad

予定より、数分遅れてスタート。

今回は真剣に走ったので途中の写真はありませんが、こんなコース。

maha marathon aurangabad

広く走りやすいコースで、沿道には応援の人も沢山いました。ステージからロックバンドが流れていたり、インドらしい民謡が流れることもあり。

定期的に水のペットボトルの配給もあり。

折り返し時点までにいすれ違った女性は5人くらいだったので、入賞も狙える?ますますやる気が湧いてきて爆走しましたが、残り3キロあたりで失速しました。

後ろからミゾヨコを追い抜いて走る女の子は、なんと・・・・

裸足!

両手にランニングシューズを持って颯爽と走っていました。

借り物の靴だったのかな、途中で足が痛くなって脱いだのでしょう。さすがインドです。

結果はナイキのアプリ上10.23kmを1時間0分43秒でした。

先ほど失速したと言いましたが、実は失速してなかったみたい。

追い抜いていった女の子が早かったよう。

ゴールした直後にインタビューを受けたけど、恥ずかしい思い出があるので断りました。

自分の順位も気になりましたが、救護室があったので、先に行ってみました。

マッサージをしてもらった後は氷をもらってしばしアイシング。

施設が整っていてありがたいです。

その後は少し離れた場所から少し休憩して、朝食をもらいに行きました。

maha marathon aurangabad

あまり食欲がなかったので半分食べて次はチャイのコーナへ行きました。

maha marathon aurangabad

そして、このチャイがいい感じにスパイスが効いていて本当に美味しい。どうやらこのマラソン大会のスポンサーでもあるそうで、新しい高級チャイの宣伝を兼ねているそうです。

maha marathon aurangabad

自分で作って飲むほどチャイが好きなミゾヨコ。市販のチャイマサラは何種類か買いましたがどれもパッとせず。

いつもは自分でカルダモンと生姜を追加して作るのですが、最初からこんなにいい感じでスパイスが入っていて美味しいチャイは初めてです。全国のスーパーにも置いているというので、帰国直前に買おうと思います。

広場にはSNSを意識してか、こんな感じのものが沢山ありました。

ハーフマラソンもあったので、レースが終わるまでの間はインドのロック歌手がライブをしてくれました。

1日をまとめた動画を作りました。

自分の順位が知りたかったのですが、結局どこに聞きに行けばいいのかわからず。自分の名前が呼ばれる気満々でステージの横で待機していましたが・・・・。

後は察してください(笑)

ミゾヨコの旅ラン情報

場所:インド アラウンガバード
距離: 10km
路面:アスファルト
備考:参加賞はTシャツとネックウォーマー。大会は交通規制を行うので排気ガスは少ない。参加人数もまずまず多くて楽しい大会でした。

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