この記事は2014年に書かれたものですが修正して2019年に更新しています。
2014年の為替は1インドルピー=1.6円です。
バスを探しにチベタンコロニーへ
デリーに住むアメリカ人のアナ宅ですっかりお世話になったミゾヨコは、次の目的地までのバスを探しにチベタンコロニーまでやってきました。
チベタンコロニーとは、中国からチベット人がインドへ亡命してきた時に作られた場所で、沢山のチベット難民が暮らしているところ。
なぜチベタンコロニーに来たのかと言いますとミゾヨコの目的地もインド北部になり、ここからバスが出ているからなんです。
バスで近くまで向かいます。
バスからの風景
ここはチベット難民というよりは、インド人の貧困層の人が住んでいる感じ
ゴミが多いところは治安が悪そうです。間違ってもおりたくないところ。
ちなみに最寄りのメトロの駅から乗合いのオートリキシャに乗りました
売っているものがネパールと似ていて懐かしい!
さすがチベット人が多いだけあって、マニ車があります。
マニ車とは、チベット仏教に使われるものでこの中にマンダラ(お経)が書かれていて、これを回すことによって御経を唱えるのと同じ効果があるとされているもの。
昔は字を読めない人ばかりであったため、当時では非常に画期的なシステムだったのではないでしょうか。
こちらでひと休み。
チベタンコロニーにいるのに、なぜかインド系のレストランに入ってしまいました。
数分でなんとも言えない違和感。
コーラの冷蔵庫の左の部屋から食べ物が運ばれてくるんですけど、
店員が毎回のれんで手を拭いている!!!
のれんなんてしょっちゅう洗わないいだろうに(笑)
ま、それでも美味しくいただきました。
マナリまでのダイレクトバスは思っていたよりも高く、エアコン付きでなくても800ルピー近くしました。
ネットで調べたら国営のバスの方が安そうだったので移動しました。
カシミアゲートのバスターミナルからは、マナリやダラムサラなどの北部だけではなく西部のジャイサルメール などの各方面に行けます。
小さお店が沢山あるのでバスの中で食べる食料を買い込みます。
マナリへ
ここからまたバスに乗り込み、14時間バスに揺られマナリまで一気に北上しました。
マナリはクル渓谷の北部、標高約2,050mの大自然の中に位置する人気保養地。さすがにまだ山に雪が残ってます。
冬はスノーボードもできるそうです。
とりあえず、レストランでモモ(餃子)で一休み。
宿は温泉の近くへ
泊まったのはこちらのゲストハウス。一泊100ルピー。
マナリから2・3キロ登ったところにあるヴァシスト村の温泉より手前の右側です。
部屋は3畳ほどと狭いけど、宿の人がいい人だったので居心地はよかった。
この村は安宿が多くヒッピーのたまり場で有名
私がここに泊まった目的と言えば、温泉です。
アンナプルナのトレッキング以降、湯船につかることができなかったのでなんとしてもつかりたかったんです。
ネパールの温泉の話はこちら→「【アンナプルナトレッキング】プーンヒル→運命の出会いでハッピーエンド?!?!」
そしてこの温泉は、お寺の中にありなんと無料!
ありがいことです。
こちらは男風呂
そして、その近くには洗濯場
温泉水で洗濯できるなんて贅沢
ここから、女性風呂
中には更衣室などはなく、各自浴槽の周りの棚に服を置いて入ります。
気持ちいいんだけど、体を洗うお湯が浴槽から引かれてるからあんまり綺麗になった気はしないw
マナリ散策
2014年4月21日目 世界一周228日目
デリーより北上し標高も高くなったため、この辺りはとても涼しい。
それもそのはず、ここマナリはインド人のハネムーンにも人気な避暑地なんです。
今日はマナリをいろいろ散策するべく宿から数キロ離れたマナリの中心地まで歩きました。
カラッと晴れていて気持ちいい。
鼻歌交じりで歩いていると、インド人がかっこいいバイクで通り過ぎていった。
と、同時に
ゴリっ
つうううううううう!!
悲劇はいつも突然に
また捻挫してしまった(泣
マウントアブーで捻挫したところが緩んだままにいなっているのか、なんと何にもない平地で捻挫・・・
バイクに見とれて油断したー
かなしーーーーーー
しかし、歩かないわけにはいかないのでとりあえず先を進むとバイク屋があり、ずらっとバイクが並んでした。
ボロッボロ!!
ハーレー乗りのミゾヨコとしての知識を披露しますと、これは一般的には「ラット仕様」と言って、廃車したように見えるようにカスタムを施したスタイルのこと。
まさかインドで見るとは思わなかった。
というか、本気で廃車と思った方が正解か。
そして、さらに進むとバイク屋があり、さっきの私の横を駆け抜けたと思われるバイクが帰ってきた。
今時の若者なのか、なかなかいい感じ。
街散策
こちらがマナリのメイン通り
ここマナリは夏場にだけ開く山道を使ってカシミールに行く玄関口となっています。
この近くからバスターミナルがあり、ラダック行きの乗合ジープなんかも出ています。
夜行性の野良犬たち
人通りが多くても爆睡w
あてもなく彷徨っていると、山に向かうコースに。
ここは、オールドマナリからさらに奥に行ったところ。
途中にいい感じのお茶屋があったので一休み
ほっこり。
今回は数日しかいなかったマナリですが、程よく観光地化されてはいるものの変なツアーなどの変な客引きがいない分、とても過ごしやすいところでした。
お次はシムラへと移動です。