絶叫続きの山岳ローカルバス【ネパール】
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  ミゾヨコ

この記事は2014年に書かれたものですが修正して2019年2月に更新しています。

   まる

2014年の 為替1ネパールルピー=1円です。

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ナガルコット〜ドゥリケルハイキング

2014年2月14日   世界一周131日目

お正月の初日の出は、とても綺麗な朝日とピンク色に照らされるヒマラヤ山脈を見ることができましたが、今回はあいにくの曇り。


めいちゃんとお別れし、私たちはドゥリケルまでのハイキングコースを歩きます。



昨日予約しておいたお店に、朝食を食べに行きました。

これがWaiWaiラーメン。美味しい!





通りがかりの小学校、よく見たら岡山の人も寄付しているみたい

ほんと、毎度ですが嬉しいです。


いつか自分もこういうことができるようになりたい。





前回と同様の道を二人でハイキング。


ひとりも好きだけど、2人だと感動を分かち合えるのがいいですね。


一人だと立ち止まらないところも、二人だとチャイを頼んでのんびりしたり。






大家族が、ハイキングコースの横で日向ぼっこをしているところに遭遇しました。


僕ちゃん、可愛い❤️

パンツはいてないから、大事なところが出てました。


日本もそうだけど、田舎に行くと都会とは時間の流れ方が違います。

山を登っては下り、登っては下り



小さな集落をいくつかすぎます。



子どもたちがボードゲームをしています。

私は全く理解ができそうにないです。







腹ごしらえに休憩。

集落が車道で繋がっていれば冷蔵庫があり、コーラなども割と気軽に手に入ります。






山の上にあるお茶屋だと、車で運搬できない分割高。

でも、そんなことどうでも良くなります。

ヒマラヤ山脈を見ながらのミルクティー。たった25ルピー。(25円)


ここはちょっと安過ぎかもしれません。




ちなみに街中だと1杯10ルピーから。




本当に贅沢

サニーは10年前にもネパールを旅していますが、前回はこっちまでは来なかったそう。


この景色を見て大喜び。




ドゥリケル〜ナムブタ

意外と早くドゥリケルに到着



これならナムブタにも行ってみようかと話になり、前回は行かなかった先へ進む。





しかし、その後も何回かの休憩を挟み、結果的にゆっくり歩きすぎた。



ドゥリケルを越えて長い下りの道を歩くと、もう夕方近くなってきたのだ。

時間も遅くなってきたし、バスを使おうということに。



下りきったこの村ではバスも走っていそうだった。


女の子に聞いてみたけど、はっきりせず。



この時点で16時。







長い上りの山道を引き返してドゥリケルで泊まるか。



それともこのままナムブタまで行くか。でも、宿があるかどうかは不明。



どうしたものか・・・・・・。

バスの誘惑



途方に暮れ出した時



大量の人を乗せ、土埃を巻き上げながら向かってくる一台のバスが来た

ま、ま、ま、



待ってえええええ






・・・・・・・。





バスは私たちの叫びもむなしく進んでいってしまった。



ま、でもあんなに満員じゃあね。










すると、50メーターほど走ったところで止まった!!!!






え!?待ってくれてる!?






急いで駆け寄ると、本当に私たちを待っていてくれたよう。




良く見ると、いや良く見なくても




超満員



え?これどうなるの?





中は?




空いて、、、、、ないよね。

空いているのはこの後ろのハシゴのみ。



このバンパーのすぐ下にステップらしきものがあり、そこに足をかけてハシゴを持てばなんとかなるか。



が、左のステップはしっかり存在感があるのだが、右のステップはほとんどもげていて頼りなく付いているだけではないですか。



どうする、ミゾヨコ!?



早い者勝ちか?



サニーはそんなこと全く知らずに他にスペースを探していた。



サニーの方が絶対体重が軽い



でも、サニーが怪我したら・・・










考えた結果、私には人を押しのけてまで自分が先に安全な方をとることなんてできない。(これをお人好しともいうが、バカとも言う)




15キロ以上重い私がボロステップへ。

絶叫バスは地獄行き?

ボロステップにとりあえず片足をかけ、ハシゴにすがってみた。


こんな貧弱ステップに全体重を預けるのも恐ろしく、結局できる限りの体重を上半身で支えることで身体の安定を図る。


しかし、いかんせんハシゴの途中にはすでに先約がおり、上のハシゴも独占できない状態でバランスを保たなければならず、がっちり体をホールドできない。


おまけにバスは土ボコリの舞う砂地を排気ガスを放出し、バウンディングしながら山道をくねくね登っていく。


振り落とされないように、ステップがもげないようにと祈りながら、肩から指先までの筋肉に最大限に負荷をかける。


ハシゴに掴まっているのが精一杯。


こここここ、これで


あとなん分くらい続くの?


屋根に乗った乗客に聞いてみた。


指で3と教えてくれた。


希望を込めて


「さささ、3分?」



聞いてみたが、やはりそんなわけない・・・。





こんな田舎のとなり村が3分なんてありえない。




「30分」



非情にも彼らはニヤニヤしながら宣告する。



こ、これ30分無理やわ。



絶対無理。



あたりは大分涼しくなってきたというのに、ニット帽をかぶった私の頭からは滝のような汗。



すると今度はサニーが間の抜けたような声で話しかけてきた。

サ「みぞー!」



サ「右見てー🎶」



サ「めっちゃ景色きれー♡」










み、


見えるか!!!


↑心の声



想像してみてほしい



すでにハシゴに人が立っている状態で

この棒切れに体重を預けて先客の背後からハシゴを掴むとどうなるか。


この棒切れに全体重をかけれない状態で、縦揺れと横揺れをほぼ腕の筋肉でさえなければいけないこの状況。



必死すぎて



景色なんて






みれるか!!!

腕も痺れてきたし、サニーの呑気な声も入ってこない



とにかくできるだけ全体重を上のハシゴで支えることの集中すること10分







バスが止まった。




何人かバスの上から乗客が降りて、今度はハシゴの上まで登ることができた。


そしてその時はまだ知らなかった、これが序論だったなんて

地獄はどこまで?!

バスの上まで上がれたはいいが、今度のポジションは一番最後尾真ん中のエッジだった

ブレた画像で分かりにくいが、このポジションは両サイドにハシゴがありながらも、その周りに何重もの人が重なっているため

ハシゴを持つことは

不可能




この状態でバスが前に進むと





後ろ向きに座った私は




掴むものがなく




ずれ落ちる


危険がある


ポジションだった


( ゚д゚)







今更ですけど、このバス



天井に人が乗っていい設計なんてわけではないんです。







ずり落ちそうなポジションに関しては、



暗黙のルールがあるのか



後ろから抱っこされるようにお腹を抱えられ



ずれないように支えてもらってますが




人のことなんか




信用できない(泣)





その人も一緒に落ちたらどうすんの?









しかも、ここはネパール。



バス自体の整備もあやしく



砂地でくねくね道を走るもんだから崖でスリップしそうになるんです。





そして、今度はバスの上の一番後ろに、



後ろを向いて座っているということで



バスが山道を登り


くねくねしだすと、


ジリジリとお尻が


下がるんです。


もうね、誰かが私のお腹をホールドしてくれてるだけじゃ落ち着かないの。





もっと奥の方の人の服引っ張って、



必死に堪えるしか。














もうね、目が合うみんなに半泣きで周りに訴えましたよ。




生きて


バス降りれるって


約束してえ


えええええ




ローカルの人はこのバスに乗り慣れているからなのか



はたまた、



このバスが超定員オーバーで整備不良でスリップしていることに危機感がないのかはわかりませんが




皆、失笑






なんで怖くないんだよおおおお!







するとね、




不幸っていうのは重なるもんです。




今度はね



道のほとりりに育つ大きくなった木の枝が



ザーッとバスの天井を舐めるようにかすめていったんですが



最後に私のニットキャップを

さらっていった







あーーーー!!!!





帽子があああ!!!




止まってええ



ええええ!!!






なんて訴え、ドライバーに届く訳などなく・・・・・・





バスは進む(悲)





お気に入りの帽子だったのに。。。。





新しいご主人に大事にしてもらうんだよおおお(泣)

続く地獄


それから10分は走っただろうか。



小さな集落で人がまた降りた。



今度はもう少しマシになったバスの横側

と、思ったら



左右の揺れが




尋常じゃない









もうね、ジェットコースターの


「きゃー♡」





とかいう、問題じゃないから。





このバス、



どこまで傾くんや!!


ってくらい


スウィング



するもんだから右傾いてカーブするときなんて



谷底に落ちていく



恐怖ですよ、毎回。




しかも、


場所を移動しても


相変わらず


つかまるものはなく


私の命は誰かの


腕力に委ねられた状態で。





基本的に、常に勝気で男に泣きついたことなんてないミゾヨコですが




この時ばかりは




情熱的に



に訴えましたよ。






「お願い!

離さないでえ



えええええ」








だって、まじ怖いんだもん。







その後


なんとか最終目的地のブタナスについたものの、


やっぱり宿は見当たらず、そのまま折り返してカトマンズに帰ることになりましたとさ。


ちゃんちゃん


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