ジャイプルからジャイサルメールへ【バイク旅】
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  ミゾヨコ

この記事は2014年に書かれたものですが修正して2019年に更新しています。

   まる

2014年の為替は1インドルピー=1.6円です。

ジャイプルから早朝出発

2014年9月10日  世界一周368日目

今日も日の出前に出発。

ジャイプルからアジメールに向かうバイパスは整備されていて走りやすいのだが、時々道の真ん中で牛が歩いていることがある・・・・・。

私はこの脇にあるチャイ屋で朝食を食べながら見守っていた。

お気にりの場所なのか、牛はが三車線の真ん中に突っ立ったまま動こうともしない。

通りすがりのドライバーが見かねて牛を脇道に追いやったり、お店の人が追い払ったりしても、しばらくするとまた定位置に戻りじっとしている。

ジャイプルからアジメールの道

まるでその場所で瞑想しているようだった。

それからさらに西に進みアジメール近くになると、今度は中央分離帯でヤギに草を食べさせながら一服している放牧民がいた。

ヤギ達は大人しく分離帯の中にいたのだが、仮にも車道の真ん中を陣取って放牧するなんて、寛容にもほどがある。

何度目かの休憩。ちょっとした長距離トラック用の休憩スペースに止め、チャイを飲む。

バイパス沿いのチャイ屋

目を皿のようにして見てくるけど、宇宙人に話しかける勇気まではないみたい。

アジメールを過ぎたあたりから、道が細くなり片側一車線の道路になった。

ミリタリーの基地が近くにいあるのか、今度は大きな軍用トラックが増えた。

時々グーグルマップを確認しながら今日の目的地のジョードプルを目指す。

ガソリン補給とチャイ休憩。人懐っこいおじさんに遭遇。

チャイ屋のおじちゃん

色々話したいようだが、英語が伝わらず。メガネにヒビが入っていても気にならないようだ。

続いては踏切の様子。

列車待ちの踏切

インドはコンテナを2段重ねで運んでます。そして、時速30キロくらいの超ノロノロ運転なので、待ち時間も10分以上・・・・・。

ネパールの絶叫バスは2度と乗りたくないけど、平地を走るこの時期のバスの天井なら気持ち良さそう。

屋根までいっぱいのバス

なんども休憩をしながらやっとジョドプルに到着。

宿泊はボブホステル。今回ではないけど、食中毒のK氏がここでお世話になりました。

2014年9月12日  世界一周370日目

今日はジャイサルメールまで移動。この辺りは完全なる砂漠地帯。

ジャイサルメールまでの道

300キロ弱を5・6時間かけて行く。

この途中にラクダを大量に放牧している地域があり、ラクダのミルクでチャイを入れてくれたんだけど、写真撮り忘れてしまった。

ジャイサルメールに到着

沈没生活再開

ここでしばらくまた沈没しながら、近くの村まで遊びに行ったり、ブログやマクラメをする日々が始まりました。

自炊

デリーの郵便局で受け取った日本からの荷物の中にマルタイラーメンがあった。そうそう、こういうの食べたかった。K氏に感謝。

観光客に歌を歌って生計を立てている人。

バスキングで生計を立てるインド人

他の旅行者と近郊を散策

2014年9月16日  世界一周374日目

バダバーク(Bada Bagh)ジャイサルメールから数キロのところにある記念碑で、夕方に行くと綺麗らしい。

田舎訪問

2014年9月19日  世界一周377日目

この日は宿のオーナーのおばあちゃんが住んでいる村に連れて行ってもらいました。

電気はまだ通っておらず、料理は薪で作るそうです。風が強いとご飯に砂が入るので、あまり噛まずに飲み込むのだとか・・・・。斬新。

ピンク色のスカーフをまとっているおばさんも親戚のようです。いつ行っても妊娠しているらしい。太っている、じゃなくて妊娠。だから毎年子どもが増え続けているみたい。

こういう人を日本に移民させるべきだな。

スイカをいただきました。

中が白くてびっくり。味も日本のものより薄かった。

パンク

帰り道にトラブル発生。タイヤがパンクしました。

修理を待っていると、英語ができる青年がやってきました。肌すれすれまで近寄ってきた挙句「ハロー」と言いながら腕に触ってくるではないですか。

その触り方がなんとも気持ち悪い。「外国人だから触ってもいい。とりあえず触れてみようか。」みたいな感じ。

インド人女性には絶対にしないのに、外国人の女なら触っていいと思うのやめてもらいたい。

今日はガイドになってくれる人がいたからいいけど、一人でパンクして立ち往生はやはり怖い。

ダシュラ祭

2014年 10月3日  世界一周391日目

観光客に人気のインドのお祭りといえばホーリ祭だけど、インドの三大祭りといえば他に「ディワリ」と「ダシェラ」がある。

今日はそのうちダシェラ祭がある近くの広場まで来てみた。

このお祭のゆかりは諸説あるみたいだけど、インドのキングの妻がスリランカにさらわれてしまい、連れ戻したことが発端のようです。

クイーンは連れ去られる際にブレスレットのパーツを少しずつ落として道しるべを作ったのだそう。そのパーツを探していくことでキングは見事スリランカまでクイーンを迎えにいくことができた。

ここでは鉄砲に見立てた花火を打ち込み、スリランカのキングを倒すという設定のようだったけど、肝心の花火にうまく火が点火せず・・・・。会場全体がおしらけムードで終了した。

Jさんと再開

2014年10月4日  世界一周392日目

なんとラダックで一緒にバイク旅をしたJさんが、ジャイサルメールまで来てくれた。最後に会ったのは9月のはじめだったからちょうど1ヶ月ぶりか。

宿で自炊していたので、早速野菜のかき揚げ丼をJさんに振る舞った。私としてはインドでできる最大限のもてなしだったのに、彼はニコリともせず「インドにない味」という微妙なコメント。

自分の料理スキルを差し置いて言うのもなんだが、食わせ甲斐のない男だ。

再出発

2014年10月15日  世界一周403日目

それからもJさんにバイクのメンテナンスをしてもらったり、一緒にぶらついたりして、ぐずぐずと時は過ぎていった。そして随分と長居したジャイサルメールとも今日でお別れ。またバイク旅を再開するのでした。

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