この記事は2015年に書かれたものですが修正して更新しています。
2015年の為替はタイバーツ1=3.6円です。
これまでのあらすじ
2013年9月に世界一周の旅に出発したミゾヨコですが、1年以上経ってもアジア圏を抜けだずことができず、2015年1月に母の手術をきっかけに日本に一時帰国帰国する。
母の世話をしながら派遣ナースの仕事をして旅の資金を貯め直し。2015年9月に旅を再開した。
そ、し、て、再び希望を胸いっぱいにして降り立ったのは
微笑みの国、タイのバンコクでした。
サワディカー バンコク
2015年9月17日 世界一周500日目
前回は駐在員マダムの友達にお世話になって高級マンションのゲストルームで寝泊まりし、移動も運転手付きの車を使っていました。残念ながら彼女はシンガポールに転勤になってしまい、今回は貧乏パッカーとして旅をします。
以前はその友達がほとんどおごってくれていたので気にならなかったんですが…
タイって物価高くない?!
インドとネパールが長すぎて感覚がおかしくなっちゃってんのかもしれませんが、バスとトイレ付きで1000バーツざらですね。日本円で3700円弱ですよ。
じゃ、安いドミトリーに泊まれよって話なんですが、なにぶん個室の快適さに慣れてしまったのと、旅に復帰したリハビリ期間ということでひとりになりたかったのです。
そして今回のタイでの目的は、インド人の友達と待ち合わせしてマラソン参加したり、現地採用でバンコク在住の友達に会ったりして過ごす予定だったんですが…
なんとインド人のパスポート発行が間に合わなかったり、急遽友達が南部に仕事で行ってしまったりして予定が全て白紙に戻ってしまいました。
色々計画していただけに非常に残念ですが、仕方ない。
ま、いいんです。私ひとりが大好きなんで(泣)
北へ
と、言うことでぽっかり空いてしまった予定を埋めるために、何をしようか考えました。ちょうどこの頃タイの北部でマラソン大会があるとわかったので、急遽夜行列車に乗ってラオスの国境に行ってみることにしました。
今までも何回かアジアに来た事はあったミゾヨコですが、実はラオスだけは手つかずだったんです。そして、調べたら半日でラオスのビエンチャンまでたどり着けることがわかった。時間はさほどないけど、ビザも必要ないのでお手軽ですね。
早速予約して、夜行列車に乗り込みます。女性と子供だけの車両があって安心です。
出発するとすぐにベットメイクしてくれて、カーテンが取り付けられます。
2015年9月18日 世界一周501日目
国境近くの町に到着。
トゥクトゥクでタイのボーダーまで行き、無事にタイ出国
ラオス入国
オーストラリアの援助で作られたと言う「タイ・ラオス友好橋」でメコン川を渡ります。
そして無事にラオス側の入国審査も終了し、ローカルバスに乗り換えてビエンチャンを目指します。
途中、日本の国境がついたバスをたくさん見ました。海外でも日本が援助しているのを見ると、日本人としてはとても嬉しいですね。
ビエンチャンで泊まった宿はこちら
日本円で1200円くらいで、ホットシャワーとトイレ付き!エアコンは必要なら追加料金を払うとリモコンを貸してくれますが、今回はなくても良かったです。
メコン川まで5分もかからないし、周りに美味しそうなご飯屋いっぱいありました。
早速メコン川へ
パラセイリング?やってましたが飛び立つ事はなかったみたい。
写真には写ってませんが右側の対岸はタイです。
とりあえずランチしに、モーニングマーケットへ(モーニングって名前だけど、夕方まで営業…)
大好きなパパイヤのサラダと餃子を食べたけど、どちらも安定した美味しさ。
ビエンチャンは想像してたよりかなり綺麗で、道も整備されてました。
夕方にはランニングしてる人も結構いたので私も走ることにした。
メコン川沿いは適度に風も吹いていてランニングに最適でした。ミゾヨコは日本にいるときは殆ど走れてなかったので、ゆーっくり7キロほど。周りにはナイトマーケットの屋台があるし、歩いてる人も多くて治安も良かったです。膝も調子よさそうなので、友達と出る予定だったマラソン大会に出ようかな🎵
場所:ラオス・メコン川沿い
距離:5km
路面:遊歩道、段差あり
安全度:観光地なので人も警察も多い。治安も良い。
備考:早朝が涼しくてお勧め。
夜はこれまた大好きな空芯菜
そして早めの就寝!
ラオスはフランスが統治していたのでベトナムと同じくご飯が美味しい!
2015年9月19日 世界一周502日目
朝は近くのレストランでモーニングのフルコースにしました。
これで日本円にして800円位。ちと奮発しましたが、その甲斐あって美味しいバケットとクロワッサンが食べれました。
そして明日開催されるマラソン大会に向けてタイに帰ることにした。
来た道と同様にバスとバイクタクシーを乗り継ぎタイ側の列車の駅につくと、ちょうど私を待っていたかのようにコラート行きの列車がホームに来ていた。
19時にコラートに到着すると、申し込み会場のある「The Mall」に向かった。英語を話せるスタッフが対応してくれて無事申し込みを済ませた。参加料はたった300バーツ(千百円くらい)で助かった。
MUANG THAI KORAT MARATHON 2015
このマラソン大会はここ以外にもプーケットとチェンマイでも開催されるみたいです。
メコン川で走る前は長い間ランニングお休みだったので、10キロに申し込みました。
そして歩き方に載ってる宿屋に連絡しチェックイン。会場までかなり近いところが空いててよかったー。ダブルベッドにテレビ、ファン、トイレ、シャワー付きで270バーツ建物や内装はかなり古いけど、清潔感はあり。
そして夕食探しに散歩。道にある屋台で食べる事に決定麺の上にどかっとスープの器が乗ってきた。これをかけるのてはなくて、ナンプラーやらピーナッツの砕いたのがテーブルにあるからそれで味付けするそう。40バーツ。ピーナッツたっぷり入れてお酢とナンプラー、唐辛子を追加。あっさりしてて美味でした。
マラソン当日
2015年9月20日 世界一周503日目
朝4時にはなぜか目が覚めてて、マラソンに向けてストレッチしたりぼちぼち用意をはじめる。
会場はいい感じ!仮装してる人がやたら多いし、なぜかミスフィリピンや、ミスタイの女の子もいました。スタートはフルマラソンはAM4時ハーフは5時15分、10キロは6時15分でした。
朝早すぎーって思うけど、雨季で湿度マックスな上に30度近い気温の中、日中走るのは辛すぎるわなー。
アプリを10キロにセットほぉ~。最近は予想タイムまで出るんですね。是非ともこのタイム、破りたい!
スタート!
わかりにくいけと、給水ポイント。
本当に水しかなかった(泣)。ポカリみたいなのが飲みたかった。
ハーフやフルだと何かあるのかな?そして、6キロ過ぎて、やっと折り返し地点。
スタート地点で公園を一周する形だったから、おそらく丁度いい場所でゴールになるんだろうと予想。していたんですが、いつまでたってもゴールが見えて来ず、ランニングのアプリではあと1キロって言ってんのに明らかにゴールから遠い……
なんとかペースを落とさず走りきりましたが、アプリでは11.2キロ。おーい、誤差ありすぎー!しかも、ゴールがやたら混んでて歩きながら並んでゴールへ。
よく見ると、レーンが分かれていていつの間にか5キロのレーンにいたので慌てて隣のレーンからゴールしました。練習できてなかったわりに頑張れた。
そしてゴールと共に渡されたものがこれ。
わぉ、人口少ないからか?この私が6位!(賞金はなし)
あ、ちなみにインドではコース外れて用をたしても7位!そして4000ルピー(八千円)賞金もらったのでちょっと期待しちゃった。
んでねー、ここからがすごい楽しかった!
オネエや仮装の人達が沢山いて飽きない。
ちとまつこDに似てた人の他にもムエタイ、王様みたいなオバちゃんやらいっぱい。つぎ参加できたら私も仮装したい!
あとは差し入れのタイ料理やフルーツ・スィーツ食べまくり。走った分のカロリーをすっかり無しにしてしまった。
名称:MUANG THAI KORAT MARATHON 2015
距離:5K,10K,ハーフ、フル
路面:アスファルト
安全度:治安よし
備考:レース後のフリーで食べれる屋台が種類豊富で美味しかった。
公式HP:MUANG THAI KORAT MARATHON
バンコクへ移動
2015年9月21日 世界一周504日目
日本でいつもツーリングに行くバイク仲間のおじさまたちが、たまたまバンコクへ来ているというので美味しいご飯をご馳走してもらうために移動。市内からテンソーと呼ばれる乗り合いバスに乗って、バスターミナルへ。バスにも高いものから安いものまでグレードがあることを確認し、バンコク行き伸ばすチケット購入。
135バーツ。
あれ、VIPバスは200ルピーくらいしたはずなんだけど…案の定、安かった分バスは2時間ほど遅れました。時は金なりですね。遅刻してしまいましたがおじさまたちと再会し、ローカルで人気のタイ料理のレストランへ
画像がイマイチですが、お許しくだされ。
タイ在住の日本人やお金持ってそうなタイ人も来てたので、評判なんだと思います。
食べたのはパイナップルのご飯と、海老のご飯、それにタイカレー類、牡蠣のムニエルみたいなの、春雨のサラダ。
どれも超美味しかった~。ワインはちょっと高め?と思ったけど…
お兄様~、ごちそうさまでしたー(笑)
店は
おじさまたち曰く、割とリーズナブルみたいです。
その後はホテルのバーでまた少しワインを頂きます。
やー、美味しかったし楽しかった。バックパッカーからいきなりセレブの環境。
この旅が終わったら、こんな優雅な旅行がしたいと切実に感じたミゾヨコでした。
そして今回の宿はここ
750バーツで、ドミトリー。高めだが…もちろんエアコン付で、共同シャワールームにはシャンプーとボディソープが完備。常に清潔に保たれていてかなり快適でした。
部屋はこんな感じ
そして同室のスウェーデン人の女の子と、オランダから来た男の子に誘われて、ルブアホテルと言う高層ビルの上にあるスカイバーに行くことになった。
しかし!残念なことにドレスコードに引っかかり上がることができず、13階のプールバーでお茶して終了。
くそー!次は絶対行ってやんよ!!
スワンナープ空港からまたインドに向かうミゾヨコでした(笑)