この記事は2013年12月に書かれたものですが、修正して19年2月に更新しました。
2013年12月為替は1000ミャンマーチャット=約72円にゃ
インレー湖へ
夜行バスでヤンゴンからインレー湖に向かったミゾヨコは、まだ夜が明けてない朝方に到着。
バスを降りた途端、沢山の客引きが我が先にと私に詰め寄りもみくちゃになりながら・・・・・
ということは起こらず、たった一人のタクシー運転手が話しかけてきました。
「町までタクシーで8ドル、ローカルバスは安いけど7時半からだけどどうやって行く?」
何て真摯な人なんでしょう!
普通、貧困国の地域では、商売の邪魔になるインフォメーションなんか教えてくれません。
中国なんて客引きは嘘ばっかりだったしね
しかも親切にバスの始発まで教えてくれるなんて・・・・。
単純なミゾヨコは、正直者には金の斧をあげたくなるタイプ。
なのでもちろんタクシーで・・・・と言いたいところ。
が、これからも続くであろう旅のため節約をしなければ。
ミゾヨコは遠慮がちにこう言いました。
「まだこれからも沢山バスが到着するだろうから、シェアできる人探すよ」と。
すると今度は
「じゃあ、そこのカフェで待ってて。僕が探してきてあげるから」
なんと言うおもてなしでしょう。
普通暗い中ツーリストがバス停に到着すると、足元見てぼったくるのがこういう業界のルーチン。
まだ朝なのに「次のバスは当分来ないよ」とか平気で言いますよ。
なのに彼は、私をカフェで休憩させてシェアメイトを探しに行ってくれたのです。
そんな人の温かさにまずミゾヨコは朝っぱらからジーンときたのでした。
きれいとは言えませんがローカルカフェ。
価格もコーヒ−300チャットとローカルプライス。
そして運転手は2人の中国人を連れてきてくれ、無事シェアして宿へ
今回の宿はジプシーインという宿。
インレー湖ではボートでの一日観光が有名。
宿のおじさんはやや傲慢チキに感じたけどボートをシェアする人を見つけてくれました。
お蔭で私の払ったボート代はたったの5ドルで一日ツアーが始まります。
ボートツアー開始
こんなボートで向かいます。
乗るとこんな感じ
しばらくは川を湖に向けて進み、湖に出たところで早速インダー族が漁をしています。
彼らは片足を器用に使い、船をこぎます。そして開いた両手で漁をするそうです。
サービス精神旺盛で、ボートまで近づきポーズをとってくれます。
が、さらに近ずいてきてさらにポーズ
最終的にはチップを請求されました
まあ、ね。
こちらも写真撮らせてもらってるわけだし。
ツアーは続く
そして湖をゆっくり南下し、細い水路(?)に入ります。
こちらもインダー族のお家です。
交通手段はもちろんボートです。
荷物の運搬ももれなくボート
割と小さい子供でも、かなり器用にボートを漕ぐことができます。
電気があるかどうかも怪しいこの湖で、洗濯と言ったらこうなります。
そして体を洗うのもこんな感じ。女性は体に布を巻きつけて体を洗います。
もちろん、あったかいお湯などあるわけなくみんなあったかい日中に体を洗います。
なにやらマーケットがあるようで、中洲でボートを降りて歩きます。
あまりにも道が遠すぎて私も乗ってみました(笑)
マーケットの様子
ローカルの女の人がトラックに一杯。これからどこに行くんだろう。
そういえば、バナナってどうやってなってるか知ってました?????
私は今回の旅で初めて知ったんですけどこんな感じで、逆さまなんですよ〜。
日本ではもうすでに切り分けられてるのしか見たことないし、バナナホルダーだって、こんな向きじゃないから初めて見た時びっくりしました。
そしてお次は首長族に会いに
早速いました!
ちょっとおすまし系首長族
めっちゃ暇そう。
こちらの方はせっせと働いております。
こちらはお土産屋
短期旅行なら思い出にお土産を買ってもいいんですけどいつ帰れるかわからない旅だけに悩ましいところです。
こちらは島にある学校。ちょうど先生が何か話しておられました。
ひゃーひゃー言ってくれるのを期待して「みんぐらーばー」こんにちわ!
声かけてみましたが
しーん(;´・ω・)
そ、そりゃそうだ、みんな先生の話聞いてんだもんね。
空気読めないミゾヨコでした・・・。
ランチタイムは湖の上にある外国人用のレストラン。
・・・・が、ここが町の5〜6倍の値段。
同じ船に乗り合わせたみんなでこれはやりすぎだ〜なんて言って誰も注文せず、ドライバーが昼食を済ませるのを待って再び出発。
貧困国に人って、海外から来る人全てが自分たちよりお金持ちと思っています。
その考えにだいたい間違えはありません。
でも、来る側も「物価が安い前提」で来ているのです(悲)
多少の値上げはいいのですが、やり過ぎると今回のように
誰も注文しないという悲劇を招きます。
申し訳ないようにも思うけど、そこはバランスが必要。
午後からも観光は続く
その後もロータスで生地を作るところを見学したりします。
こちらはにたこ焼きに限りなく近い食べ物。数十円でめちゃ美味でした。
こちらは金物屋
刀だけでなく、こんなものも売ってます。
中国から伝わったやつ。
都合の悪いことや人の欠点などは見ざる、言わざる、聞かざる。
現代社会の暗黙の掟でもありますね。
これ出来てたら、もっと楽な人生歩んでただろうなと思います。
私がこれできるのは多分
死んだときです
誰か私の思考と言動の間に理性というフィルターを入れてください。
話は戻って、そして猫が芸をするという寺へ。
猫は沢山いましたが、じゃれてるだけど芸らしいことは何もなし。
こちらはタバコ屋さん
そしてこちらは通りがかりのパパイヤの木
同じツアー客のドイツ人が、ここの家の男の子に交渉してパパイヤを切って食べさせてくれました!
もうね、なんでもありです(笑)
そして最後はインレー湖に沈む夕日を見て観光終了
たった5ドルで見ごたえ抜群のインレー湖観光でした。
シメの夕食はミャンマー料理とビールで
ツアーで一緒になってドイツ人のイヴォンヌと夕食へ
今日のツアーは現地で見つけましたが、短期旅行でミャンマーに来られるかたや、スムーズに旅を進めたいという方は空港から宿までセットになったお金で解決するタイプのツアーがオススメです。↓
ボートツアー動画
翌日から農村を回る一泊二日のハイキングに出発します。